「え…!お葬式の費用ってこんなに高いの!?」
「突然のことでそんなにお金が用意できない…!」
「家族葬で少しでも費用を抑えたい…!」
お葬式ってお願いする業者によっては価格が3倍も違うってご存じでしたか?
当サイトは2つの葬儀会社を実際に利用した経験から、お葬式費用を少しでも安く抑えるにはどちらが良いかということを紹介しています。
お葬式の費用を少しでも安く抑えたいという方は是非ご参照ください!
実は昨年、夫と義父が立て続けで亡くなってしまうという悲しいことが起こりました。
夫の時はあまりに急な事だったため、病院で紹介されたS典礼にお願いしたんです。
その時かかった費用は約180万円…!
互助会に加入すれば祭壇のグレードを上げることができると言われ、互助会に2口加入しました。(最安値の祭壇は本当に質素だったのです…)
初めての事だったので葬儀の相場なんて分かりませんし、心の整理も全くついておりませんので、言われるがままに粛々と手続きを進めていました。
ちなみに、病院から自宅まで搬送してもらった後、提示された費用を見て断ることもできたのですが、搬送代として10~20万円支払わなければいけませんし、新たに葬儀屋を探さなければいけないというのはあの時の私の精神状態では不可能だったと思います。
そしてその半年後、義父が亡くなることになるのですが、その時お願いしたのはA葬儀屋でした。
かかった費用は約60万円だったそうです。(喪主は義弟さんです)
どちらも家族葬で、5名前後の参列者しかいません。
安いとお花が少なく寂しいのでは?と思われるかもしれませんが、棺に収まりきらないほどたくさんお花も飾ってあり、貧相というイメージは全くありません。
むしろ会場・祭壇が大きいS典礼のほうが寂しく感じてしまうかもしれません。
S典礼では通夜・告別式と2日にわたって執り行われ、A葬儀屋では1日葬という違いはありますが、見た目的な大きな違いというのはなかったというのが率直な感想です。
A葬儀屋の方に聞いたところ、S典礼では式場を持っているのでどうしても費用が高くなってしまうと言っていました。(A葬儀屋では火葬場に隣接した斎場で式が行われました)
ちなみに夫は入るお寺が決まっておりそちらのご住職さんに戒名をお願いしたのですが、お布施と合わせて別途50万円…!
ちいさなお葬式では戒名代込みの価格…。(お坊さんが挨拶に来られた際にご自身のお寺・宗派の冊子をお持ちになられたので、こうやって檀家さんを増やしているんだなぁ…)
なお、接客・対応については、S典礼もA葬儀屋もホスピタリティが高く、関わってくださった方全員とても丁寧で親切でした。
ですので、今回比較しているのはあくまで費用面だけです。
その上で、A葬儀屋なら費用を最小限に抑えながらも、しっかりと送ってあげることができると感じたので、今回ご紹介させていただきました。
家族葬だから安いということはないです。
私の場合、4名の参列者で通夜振る舞いや会葬御礼にかかる費用は発生しませんでしたが、通夜・告別式をするだけで180万かかっています。
当然、頂けるお香典も限られてきますので、ほぼ全額負担となります。
私の住んでいる地域では葬祭費として5万円支給されましたが焼け石に水です。(頂けるものはありがたいのですが…)
病院指定の葬儀屋さん=悪徳葬儀屋さんというわけではありません。
ですが、正直値段の差が大きすぎるんです。
病院は葬儀屋さんを紹介することでバックマージンを得ることができます。
葬儀屋さんはバックマージンの費用を上乗せしないと採算が取れなくなりますので費用が高くなるんですよね。
つまり、本来の金額は斡旋料が上乗せされていない金額のはずなんです。
いつまでも霊安室に置かせてもらうわけにもいかないし、早く連れて帰ってあげたいと思うのが当たり前だと思います。
そんなまともな精神状態じゃない人に、高額な葬儀プランしかない業者さんを紹介するなんて残酷すぎる…。
病院も運営を行う上で利益を求めるのは当然ですし、致し方ないこととは頭では理解できますが、まさに二重苦と言わざるをえません…。